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The

Benromach

Story

伝統的な方法により、本物のシングルモルトを作りたい – シングルモルトウイスキー・ベンロマックは、ウイスキーを心から愛する一族によって作られています。

原料は大麦と水、イースト、そして"職人"の4つだけ。まだ透明なままのウイスキーはファーストフィルの樽に手作業で入れられ、昔ながらのダンネージ式の倉庫で眠りにつきます。

このようにベンロマック蒸留所で行われていることはとてもシンプルです。数名の職人が自身の経験と感覚を元に作るウイスキー、スコットランドで昔から行われてきたそのままの方法で作られるほのかにスモーキーなウイスキー、それがベンロマックなのです。

現代ではあまり効率的ではないのかもしれません。しかし本物の味わいは昔ながらの手作りでしか出せない、そう信じながら、今日もスペイサイドでベンロマックは作られています。

歴史

 
 
 
Benromach Distillery 1958
 
HRH Prince Charles 1998
ベンロマック蒸留所は1898年にスコットランド・フォレスにて設立されました。
現在の蒸留所オーナーであるゴードン&マクファイル社は1895年にエルギンで創業し、独立瓶詰業者(ボトラー)として日本でもその名を広く知られています。まだブレンデッドウイスキーが主流だった1915年にはスコットランド中の様々な蒸留所から樽で原酒を買い付けてシングルモルトの熟成を開始するなど、当時からシングルモルトへの強い情熱を持っていました。
蒸留所のオーナーになるという長年の悲願が叶ったのは1993年になってからでした。それから5年の歳月をかけてベンロマック蒸留所を修復し、1998年にチャールズ皇太子の立ち会いの下、ベンロマック蒸留所のオーナーとしてスタートを切りました。
彼らが目指したのは効率を優先した大量生産のウイスキーではなく、スペイサイドの蒸留所がピートを焚いて自ら製麦を行っていた古き良き時代のウイスキー。そのスタイルを今に蘇らせるため、全てにおいてじっくりと時間をかけてきました。
世界中のウイスキー愛好家が注目する蒸留所として、着実にその歩みを進めています。 
 
 

素材

大麦

スコットランド産の大麦を発芽させ、この後にピート(泥炭)をかすかに焚き込んで麦芽にします。

仕込み水

蒸留所から数マイルの場所にあるロマック丘のチャペルトンの泉に湧く柔らかい天然水を使います。

イースト

伝統的な方法にのっとり、ブリュワーズイーストとディスティラーズイーストを両方使用しています。

職人

ベンロマック蒸留所では、職人が自らの経験と感覚を頼りに、かすかにスモーキーなシングルモルトウイスキーを作っています。

 

製法

01 製麦

ベンロマックでは中程度にピート(泥炭)を焚き込んだ大麦の麦芽を使いますが、これは石炭に乏しく、ピートを切り出して燃料として用いていたスペイサイドの伝統にならったものです。

その麦芽をローラーが4つ付いた、120年前のモルトミル「ボビーミル」で粉砕してグリスト(粉砕麦芽)にします。

02 糖化

グリスト(粉砕麦芽)はマッシュタンと言われる大きな器に入れられ、そこに段階的に温度を上げながら3度に分けて注水します。そうすることで麦芽から香味成分を引き出し、麦芽に含まれるデンプンからワート(糖液)が作られます。

ここで使われる仕込み水も創業当時の120年以上前から使っているもので、蒸留所から数マイル離れたロマック丘のチャペルトン泉から引いています。

03 発酵

作られたワート(糖液)はカラマツ製のウォッシュバック(発酵桶)に入れられ、イーストを加えて3~5日かけて発酵させます。ベンロマックではブリュワーズイーストとディスティラーズイーストの2種類のイーストを用いますが、そのことにより発酵がしっかりと進むため、より複雑な香味が得られます。

04 蒸留

蒸留に用いられる銅製のポットスチルは特注のもので、2基のスチルで2回蒸留が行われます。

様々な熟成年数に対応できるよう、ミディアムボディのスピリッツが作られます。

ベンロマックではコンピューターを用いずに職人の技術と経験によって手作業で蒸留の工程を管理していますが、それが最も生かされるのはスピリッツをカットする瞬間です。

生まれたばかりのスピリッツはアルコール度数が低すぎたり高すぎたり、また不純物が混じっていたりするので、最初と最後の部分はカットされます。最も品質が高いと職人が判断した大切なハートの部分のみが、ファーストフィルカスクに樽詰めされて何年も熟成の時を過ごすことになります。

05 熟成

良いウイスキーを作るのに、良い樽は欠かせません。

ベンロマックではファーストフィルの樽のみを使用していますが、それはバーボンウイスキーやシェリー酒の熟成に用いられた後のファーストフィルの樽を使うことで、樽由来の香味、豊潤で甘い香味が十分に引き出されるからです。

ニュースピリッツを手作業で樽に詰めた後、その樽は伝統的なダンネージ式の倉庫へ転がしながら運ばれます。この方式の熟成庫は気温が一定に保たれるので、熟成にはとても理想的な環境です。また樽の好ましくない香味が出ないよう、熟成中も厳しく管理されています

バーチャル蒸留所ツアー

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ご自宅やお好きな場所で、ベンロマックのバーチャルツアーに参加してみませんか?写真だけでは伝わりにくい蒸留所の雰囲気を感じることができます。 ベンロマックのウイスキーを片手に、こちらのリンクをクリックしてお楽しみください!

商品紹介

10-Bottle-Reflection

10年

アルコール度数 : 43度 ファーストフィルバーボン &ファーストフィルシェリーカスク 森の果実とクリーミーなー麦芽の風味。繊細なスモークに、ふくよかなシェリーの風味が長く続く。

15-Bottle-Reflection

15年

アルコール度数 : 43度 ファーストフィルバーボン &ファーストフィルシェリーカスク 粗挽き黒こしょう、チャーしたオーク、リンゴ、ダークチョコレートや森の果実の風味にたっぷりのシェリーと繊細なスモーク。

Benromach-CSV-2010-BATCH-01-FINAL-LOW-RES

カスク ストレングス

アルコール度数 : 58.5度
2010 バッチ1

リッチでスパイシーなシェリーのアロマにオレンジの表皮やダークチョコレートの香り。ベイクドフルーツやブラックペッパーの風味が感じられ、やわらかくスモーキーなフィニッシュ。

Benromach-21YO-reflect

21年

アルコール度数 : 43度ファーストフィルバーボン
&ファーストフィルシェリーカスク

甘いシェリーの香り。かすかなスパイス、セヴィルオレンジ、ラズベリーの風味に、やわらかくスモーキーなフィニッシュ。

japan-import